KINKANのニュース情報サイト

KINKAN関連・最新ニュース

エミネンス・ブラス?トリビュート スパーク:ブラス・カルテットのためのディヴェルティメント ヴィンター:エレジーとロンド Tribute - Eminence Brass【金管 アンサンブル CD】
オススメ度
価格:2380 円(税込)
発送可能時期:在庫あり
 これは、すばらしい!  イギリスを代表するブラス・ヴィルトゥオーソ、リチャード・マーシャル、フィリップ・コップ、オーウェン・ファー、デヴィッド・チャイルズの4人によって結成されたブラス・カルテット“エミネンス・ブラス”のデビュー・アルバム!!  基本編成は、コルネット x 2、テナーホーン x 1、ユーフォニアム x 1。  これは、ブラスバンドで使われているサクソルン族金管楽器からなるブラス・カルテットで、イギリスではこの編成でコンテストが行われるほど、ポピュラーな編成だ。近年は、ヨーロッパ諸国でも見られるようになってきた。  “トリビュート”というアルバム・タイトルは、この形態のカルテットの発展に貢献した先人たち、とくに作曲家ギルバート・ヴィンター(1909?1969)と、1960年代に向かうところ敵なしというほどの活躍をみせた“G.U.S.フットウェアー・バンド・カルテット”をリスペクトしてのものだ。  G.U.S.カルテットは、デヴィッド・リード(Cornet)、ジョン・ベリーマン(Cornet)、ジョン・コブリー(Tenor Horn)、トレヴァー・グルーム(Euphonium/ホロヴィッツのユーフォニアム協奏曲を初演した伝説の奏者)の4人で構成され、エントリーされた19回のコンテスト中、16回の優勝、第2位が1回、第3位が2回という、まさしく当時の最強カルテット。  このグループは、1966年から68年にかけて全英ブラス・カルテット選手権でハットトリック(3連覇)を達成したが、そのとき演奏したのが、ギルバート・ヴィンターがこのカルテットのために書き下し、このCDにも収録された『エレジーとロンド』(1966)、『ファンシーの鐘』(1967)、『アラ・バーレスカ』(1968)の3曲だった。  少し歴史をひも解くと、これら3曲は、1968年6月と9月にケタリング・セントラル・ホールで、作曲者ヴィンター指揮によるこのカルテットの演奏でレコーディングされ、英EMIのColumbiaレーベルからLPレコードとして発売。レコードは大反響を呼び、廃盤後もPolyphonicから再リリースされるほどの人気を博した。イギリスのファンにとって、レジェンドの1つとなっているのだ!  “エミネンス・ブラス”によるレコーディングは、それ以来の本格的セッション録音!  演奏は細心にしてブリリアント!そして、ロマンチック!  これらマスターワークの魅力を余すところなく表している。  アルバムは、その他、ロジャー・ペインの『カプリチオ』、フィリップ・スパークの『ブラス・カルテットのためのディヴェルティメント』、ジョン・ゴーランドの『バガテルズ』、エドワード・グレッグスンの『金管四重奏曲第1番:プレリュードとカプリチオ』、ジョーゼフ・ホロヴィッツの『パガニーニの主題による変奏曲』という、このジャンルに欠かせないオリジナルを収録!  この内、スパークの『ディヴェルティメント』は、委嘱により、1986年のスイス・ソロ&カルテット・コンテストのテストピース(課題)として書かれた作品。連続して演奏される3楽章構成の曲だが、ゆったりとしたテンポの叙情的な中間楽章が、その後、バンド曲「祝典のための音楽」に転用されたことでも知られる。(つまりは、こちらが原曲!!)  ギルバート・ヴィンター生誕100周年の2009年にリリースされたこのアルバム!  発売時、そのクオリティーと密度の濃さに、イギリスのブラスバンド各紙も揃って称賛の嵐!  収録内容とともに、心地好いブラス・サウンドを堪能できるすばらしいCDだ!  【エミネンス・ブラスのCDをチェックする】 【エミネンス・ブラス】 2008年、リチャード・マーシャル(ブラック・ダイク・バンド)、フィリップ・コップ(救世軍/フリーランス・トランペット)、オーウェン・ファー(コーリー・バンド)、デヴィッド・チャイルズ(コーリー・バンド)という、4人のブラスバンド・ヴィルトゥオーソたちで結成された超絶ブラス・カルテット。イギリスではトラディッショナルなコルネット x 2、テナーホーン x 1、ユーフォニアム x 1という、ブラスバンドで使われる楽器による編成を基本とする。レパートリーは、オリジナルやクラシックからポップまで幅広い。2009年9月、フィリップ・コップが21才の若さでロンドン交響楽団プリンシパル・トランペット奏者に就任し、2012年にデヴィッド・チャイルズがコーリーを退団してフリーランサーに転じるなど、ポジション変更はあったが、各人の多忙なスケジュールをぬって活動を行っている。 ・演奏団体:エミネンス・ブラス(Eminence Brass) リチャード・マーシャル(Richard Marshall) フィリップ・コップ(Philip Cobb) オーウェン・ファー(Owen Farr) デヴィッド・チャイルズ(David Childs) ・録音:2008年9月3日、Denshaw Recording Studio, Oldham, Great Manchester (UK) ・発売元:ドイエン (Doyen) ・発売年:2009年 1. カプリチオ/ロジャー・ペイン 【7:06】   Capriccio/Roger Payne   I)第1楽章:ベリー・クイック・マーチ 1. Very Quick March 【2:23】   II)第2楽章:ノクターン 2. Nocturn 【2:52】   III)第3楽章:アン-スクエア・ダンス 3. Un-Square Dance 【1:52】 2. ブラス・カルテットのためのディヴェルティメント/フィリップ・スパーク 【8:01】   Divertimento for Brass Quartet/Philip Sparke 3. エレジーとロンド/ギルバート・ヴィンター【8:37】   Elegy and Rondo/Gilbert Vinter 4. バガテルズ(作品63)/ジョン・ゴーランド【9:41】   Bagatelles Op. 63/John Golland 5. ファンシーの鐘/ギルバート・ヴィンター 【6:59】   Fancy's Knell/Gilbert Vinter 6. 金管四重奏曲第1番:プレリュードとカプリチオ/エドワード・グレッグスン【6:44】   First Quartet for Brass - Prelude & Capriccio/Edward Gregson 7. アラ・バーレスカ/ギルバート・ヴィンター 【6:01】   Alla Burlesca/Gilbert Vinter 8. パガニーニの主題による変奏曲/ジョーゼフ・ホロヴィッツ 【8:19】   Variations on a Theme of Paganini/Joseph Horovitz ≪2014年9月新入荷≫★イギリスを代表するブラス・ヴィルトゥオーソ4人によって結成されたブラス・カルテット“エミネンス・ブラス”のデビュー・アルバム! 発売時、そのクオリティーと密度の濃さに、イギリスのブラスバンド各紙が揃って「称賛」を贈った、超名盤だ! >>詳細を見る